言葉の感じ方

このブログの記事は、あしかのスタッフが交代で書き込んでいます。
仕事のことや好きなことなど、何でも自由に書いていいのですが、私は言葉が苦手で、短時間でうまくまとめることができません。

伝えたいことが、手触り・匂い・イメージでは浮かんでいるのに、それを”言葉”に変換するのにとても時間がかかります。
しゃべり言葉も。書き言葉も。
メールの返事で2〜3行送るのに、数時間かかることもしばしば。
この記事は一週間前から書き始めて、ようやく昨晩まとまりました。
スラスラ書いたりペラペラ話す周りの人たちをみて、いつもすごいなぁと憧れます。

文字を読むことも苦手です。
明朝体は、文字がギラギラ光って、ツルツル滑ってしまいます。
ゴシック体のほうが、時間はかかるけど見やすいです。
今まであまり本を読まずに過ごしてきましたが、電子書籍が登場し、自分の好きな書体・行間・文字の大きさに変えられるようになったことで、以前より本に触れる機会が増えました。

歌は、歌詞がわかりません。
日本語・英語・何語でも、音(ドレミ)で聞こえ、色や感触になって頭の中に広がります。
なので「この歌詞が好き」というのがどういう感覚なのかわからず…。味わってみたいです。

私が好きな曲は、透明な白がサーッと横に溶けるもの。
好きな文章は、黒が丁寧に流れ落ちていくもの。
どちらも人にそう言っても「?」と、自分の感覚ことばではうまく通じません。
言葉ってとても難しい…。

スムーズに言葉にする方法を学ぶべく、時間があるときはユーストやYouTubeの対談動画を文字に起こしています。
しゃべり言葉を書き言葉に変換し、言葉のかたちを眺め、そこから伝わりやすい言い方を学び、吸収していくのです。
今年で3年目になりますが、前よりも話せる(書ける)ようになったと実感しています。

できあがった文字起こしは聾の友人たちに渡し、”しゃべり言葉とはこういうもの” “音を視覚化するとこうなる” というのをみせています。
「へぇ」「なるほど」「おもしろかった!」と言われるととても嬉しくて、さらにやる気がアップします。

これからもこの方法を続けていき、言葉をうまく扱えるようになりたいです。
同時に、友人たちには音の世界を深く知る、何か手がかりになったらいいなと思っています。

余談:
この記事は茶色い曲を聞きながら作成しました。
茶色は距離が近くて安心した気持ちになるので、聞きながら作業をすると捗ります。